初めまして。
かいちこと、石井嘉一郎と申します。
ぼくに興味を持ってくださり、ありがとうございます。
人間くさい物語を描いています。
人間同士の、ありふれた物語を描いています。
楽しいお話ではありません。
けど、何かを感じてもらえる物語だと思います。
21歳から本格的に漫画を描き始めました。
様々な漫画活動を経て、
31歳の年に、石井嘉一郎として創作活動を開始しました。
もっと優しい世界になってほしい
そんな氣持ちから、“人間”を丁寧に描いています。
人に対して優しくないなと感じる現代です。
社会がどんどん便利になる一方で、人との距離はどんどん離れている氣がします。
近隣の方に挨拶をしても、軽い会釈で受け流されます。
SNSを開けば、誰かが誰かを批判してます。
同じ世で暮らす人間同士、自分と同じ人間同士、
どうしてもっと優しく接することができないものかと、感じてしまう日が多いです。
自分が人間なら、相手も人間。
今の平和な暮らしがあるのは、目の届かないたくさんの人が、日夜働いてくれてるおかげ。
触れるもの全てに、思いやりの氣持ちを持てたら、もっと優しい世界になるのに。
そんなことを思いながら、日々漫画を描いています。
“痛み”を丁寧に描いています。
痛みを丁寧に描くことで、感じてもらえたらと思っています。
目の前のキャラクターは、自分と同じ人間なんだと。
そしてそれは、現実世界でも同じなんだと。
ぼくの描いた痛みを受けることで、そのことを少しでも意識してもらえたら、
そんなふうに感じてくれる人がもっと増えたら、もっと優しい世界になるはず。
そう思って、“痛み”を丁寧に描いています。
傷つけられたこと、傷つけてしまったこと、傷つけてしまったことで傷ついたこと、
至らない自分、弱い自分、情けない自分、どうしようもない自分、
これまで感じてきた痛み全て、物語にして伝えます。
これがぼくの、石井嘉一郎の創作活動です。
想いに共感していただけたら、“今”応援していただけたら幸いです。
石井嘉一郎