創作

なんでも持ってるおじさんに教わった話

                  
近所の河川敷に よくいた おじいさんは  なんでも 持っていた。 どんなことでも してくれた。  なんでも持ってる おじさんは、 僕は 仮面ライダーに なりたい。仮面ライダー?  なれるわけ ないだろ!  バカじゃないの?  できそうなこと だけをやるように なった。  地獄が 待っていた。  それからの僕は  夢を語ったら なんでもできる キャラの僕は  どんどんできる ことが増えていって…  ナオキ今度 ウチの誕生会で 司会進行役 やってくれない?  僕はいつからか、 なんでもできるキャラ になっていた。自分がわからなく なっていた。 10年ぶりに見た おじさんは、  何も持って いなかった。 私はもう、  お払い箱さ。 誰かに 必要とされなくても   続けられる ことを。 評価されなかったら?   ばかにされたら?  辛いことから 逃げていた だけだったと  そのとき 気づいた。最近 始めたんだけどね。  今じゃ 私の唯一の 持ち物だ。  昔ね。  ここである子供に 言われたんだ。  おじさんは 将来何になりたいの? って。 私はすぐに 答えられなかった。  でも その後気づいたんだ。  元気な子供たちを 見るのが 好きだってことに。  私はここで、 でも、 気づいたらまた 写真を撮ってるんだ。  始めは全然うまく 撮れなくてね。  子供たちや 親御さんに バカにされた。 辛さの分だけ  楽しめるんだ。  楽しいんだよ。 無意味な自分 でいるより  よっぽど幸せだ。  だから 好きなことを やりなさい。  他では味わえない 幸せが待ってる。  誰にバカに されたっていい。 よろしく お願いします!  田中ナオキ です!  次。 53番の方 お願いします。  はい!               
 
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