ご無沙汰しております。かいち改め、石井嘉一郎です。
いつも応援してくださっている皆様へ、作品制作のためのご支援をお願いしたく、記事を書いています。
漫画『スポットライトを浴びたくて……』の制作にお力をお貸しいただけたら幸いです。

2022年5月より、活動名義を「石井嘉一郎」へと改名し、新しいスタートを切りました。
本作、『スポットライトを浴びたくて……』は、石井嘉一郎として公開する初の作品となります。
これから作家として活動していくため、1日でも早く、1作でも多く、作品を世に送り出したいと思っています。
本作も同様に、なるべく早くお届けしたいと思い、今回、制作費のご支援を募ることにいたしました。
お力を貸していただけたら幸いです。
今日までの経験を経て、作家として成長した自分を感じております。
本記事には、今の想いを簡潔に綴りました。
これまでの僕について、これからの僕について、そして、今回制作する作品について綴っています。
読んでいただけると嬉しいです。
そして、「応援したい」と思ってくださったら、『スポットライトを浴びたくて……』の制作支援にご協力をお願いします。
※制作費のご支援は、STORESサイト、石井嘉一郎 公式ストアで募っております。
ストア内で、本作品の支援用商品をご用意いたしました。
#スポットライトを浴びたくて……制作支援 のタグがついた商品の売上が、当作品の制作費となります。
STORESサイト、石井嘉一郎公式ストア へ新規ご登録いただき、ご希望の商品をご購入ください。

これまでの私

2018年5月より、インターネット上で「漫画家かいち」として活動してまいりました。
それまで目指していた大手出版社からの連載を諦め、インターネットを活用して再起。
以降、漫画でなんとか生計を立てようと精一杯動きました。
しかし、今振り返ると、迷走の日々だったように思います。
漫画家かいちの活動の軸は、”注目を集めること”でした。
「応援してくれる人を増やして、漫画を描いて生きていく」という考えのもと、とにかく注目を集めようと動いておりました。
SNSのフォロワーを増やすための投稿をしたり、何かに挑戦する姿を継続的に発信したり、そういったことに一生懸命になっていました。
それはそれで、活動を継続する上では重要なことだと思います。しかし、当時の僕には作家として大切なものが欠けていたと感じます。
表現の”核”とでも言いましょうか。
作家としてどんなことを表現したいか、また、どんなことを表現したくないか、といった意志を、当時の僕は掴めておりませんでした。
平たく言ってしまえば、「漫画を描いて生きていければ、描くものはなんでもいい」そんな風に思っていたと思います。
しかし、心の奥には描きたいもの、描きたくないものが確かに存在していました。
その氣持ちに氣付かぬまま奔走したので、挑戦したほとんどのことに苦しむ結果となりました。
例えばSNS運用。
「SNSのフォロワーが増えれば漫画で食べていける」
そう信じ、漫画投稿でSNSを伸ばすことに特化しました。
Twitterのフォロワー数は5000人程度まで伸ばすことができました。しかし、青天井の競争世界に苦しくなり、伸ばすことを辞めました。


画像はいちばん調子が良かったときの数字です。やればやるほど結果が出る数字の世界は、とても刺激的で楽しめていました。しかし、どれだけ伸ばしても上には上がいるし、そもそも描きたい漫画ではなかったため、次第に意欲を失っていきました。
例えば漫画制作事業。
「漫画を描いて生きていければ幸せ」
そう信じ、広告漫画の案件を獲得することに注力しました。
ありがたいことに、独立から1年半は漫画案件で生活することができました。しかし、営業の辛さを痛感したり、描きたくないものを描かねばならないジレンマに陥ったりし、案件を積極的に獲得することを辞めました。

花王さんの広告漫画コンペに応募し、入賞をいただいたこともあります。
その時に描いた漫画がこちらです▼

例えば継続企画。
「継続力をつければ成功できる」
そう信じ、継続力を身につけるための活動を試みました。
漫画投稿は178日、イラストの投稿は366日継続しました。イラストの方は個展を開催するまでに至り、たくさんの方から応援していただきました。
しかしその後、自分で自分の活動を誇れなくなり、過去のほとんどの活動経歴をweb上から削除しました。

原宿で開催した個展は、ありがたいことに大盛況で幕を閉じました。自分の活動がたくさんの方に支えられていることを実感することができました。
漫画家かいちとしての僕は、こんなことを繰り返してきました。
取り組んだことに対してはそれなりに結果を出してきました。しかし、いずれも本心とから離れた活動だったため、心を病み、広げた風呂敷を畳んでしまう、そんなことを何度も何度も繰り返しました。
漫画家かいちを初期の頃から知ってくださっている方には、お見苦しい姿を幾度となくお見せしてきたかと思います。
当時書いたプロフィール記事がありますので、よかったら合わせてご覧ください

しかしながら、そういった活動を経たことで、自分を掴むことができました。
さまざまな”描く”を経験していく中で、好きな表現、嫌いな表現、好ましい表現、好ましくない表現を体感し、自分の表現したいことをようやく意識することができました。
ここからの僕は、イチ作家として、自分の表現を込めた作品を作り続けていきます。
※過去の作品は当サイト内から無料でお読みいただけます

これからの私

これからの僕は、人間の物語を色濃く描いていこうと思います。
さまざまなことを経験する中で、描きたいものを掴みました。
僕は人間同士の物語を描きたいのだと、今はっきりと意識することができています。
人間を描いていきます。人間を懇切丁寧に描いていきます。
2022年以降、名義変更を終えてからの僕は、「もっと優しい世界になってほしい」と強く感じています。
インターネット上で誹謗中傷が飛び交う昨今、相手を思いやれる人が1人でも増えてほしいと感じています。
僕自身、インターネット上で活動を続ける上で、顔も名前もわからないお相手から辛辣なご意見をいただいたことは何度もあります。それらの言葉に心を痛め、うまく活動ができなくなった時期もありました。
もっと人間を理解し、受容し、互いを尊重できる人が増えてほしいと思っているこの頃です。
そうは言っても、僕が人を傷つけたことがないかと言われたら、そんなことはありません。僕自身も誰かを傷つけてしまった経験は何度もあります。その経験の数だけ、自分の未熟さを嘆いてきました。
”痛み”を大切に表現していきたいと思っています。
人は痛みを味わった分だけ、人に優しくできる生き物だと思うからです。
傷ついたこと、傷つけたこと、自分の未熟さを痛感したこと、後悔したこと、
そんな、”痛み”の感情を大切に描いていきたいと思うこの頃です。
誰しもが持ってる光と闇、そういった人間らしい感情を懇切丁寧に表現することで、読み手に少しでも、作中の人物の氣持ちが届いたらと思っています。
制作する漫画について

当作『スポットライトを浴びたくて……』は、音楽活動をしたい主人公が、自分に言い訳を重ね、本心に蓋をし、無難に生きるなかで自分の人生に葛藤するお話です。
やりたいことを漠然と思い描いている人や、現状に不満を感じている人は、一度は味わったであろう感情を描いています。
主人公、日下灯昴には、僕自身が色濃く抱いている感情を濃く投影しています。
メインテーマである”夢”や”挑戦”といったことから受ける刺激の他、人に対して不器用なさまを見せる主人公の様子からも、感じ取っていただけるものがあるかと思います。
当作は、短編のお話です。
書籍媒体のページ換算で表すと、90ページ程度の容量になっています。一般的な漫画単行本が、一冊あたり約200ページですので、その半分以下の容量です。
しかし、内容は短くても、読む人によっては心に残るような作品になると思っております。

作品を制作した後について

本作を仕上げたあとは、電子書籍として配信します。
国内の電子書籍配信サイト、約100のサイトから配信いたします。
また、海外の方にも読んでいただけるよう、翻訳版も制作し、海外へ向けても配信していく予定です。
また、紙の本も部数限定で販売する予定です。
本作の宣伝方法はまだ模索中ですが、少しでも多くの方に読んでいただけるよう最善を尽くします。
いただいた資金について

いただいた資金は、漫画の制作費へ当てさせていただきます。
今作『スポットライトを浴びたくて……』は、完結までに90ページを要します。
加えて、今作に対する僕の原稿料を、1ページあたり15,000円に設定させていただきました。
90ページ×15,000円=1,350,000円
そちらの金額に、STORES決済手数料の5%を計上させていただきます。
1,350,000円×1.05=1,417,500円
……
なんとなくキリが悪いので、
1,400,000円、
1,400,000円を募らせいただきます。
ご支援の募集期間は、9月23日〜11月22日 9月23日〜12月22日とさせていただきます。
※作品制作支援の準備等により、作品の制作が大幅に遅れております。原因は私のスケジュール管理不足に他なりません。上記の理由により、2話の公開日を11月9日に延期させていただきます。大変申し訳ございません。作品公開日の延期に伴い、ご支援の募集期間を延長させていただきます。
金額が1,400,000円を超えた場合は、次回作の制作資金へ繰り越させていただきます。
次回作の構想もすでに出来上がっておりますので、目標金額をえた分は次回作の制作資金へ回させていただきます。
僕の作品を、僕の想いを、1人でも多くの人に届けるため、どうかお力をお貸しください。
ご支援の方法について

制作費のご支援は、STORESショップ 石井嘉一郎 公式ストアで募っております。
ストア内で、本作品の支援用商品をご用意いたしました。
#スポットライトを浴びたくて……制作支援商品 のタグがついた商品の売上が、当作品の制作費へと回ります。
STORESショップ 石井嘉一郎 公式ストアへ新規ご登録いただき、ご希望の商品をご購入ください。

商品は主に、個人様向け、事業主様向けの2種類をご用意しました。
僕の氣持ちとして、支援してくださった方のお名前は作品に明記したいという想いがあります。
”皆さんのご協力があったおかげで作品ができた”という氣持ちを、形として残したいと思うのです。
そのため、ご支援のリターンは基本的に、作品へのお名前掲載とさせていただいています。
(お名前掲載を希望されない方は、商品の購入時に、備考欄へその旨をご記載いただければ対応いたします。)
個人様向けには、お名前掲載という枠の中で特典内容を変更し、いくつかの金額帯で商品をご用意させていただきました。
事業主様向けには、企業、商品サービスのロゴ掲載枠をご用意しております。
いずれの掲載枠も、掲載期限は無期限とさせていただいております。
当サイト、電子書籍へ、半永久的に掲載されます。
※10月2日、新しい商品を追加いたしました。
STORESショップ 石井嘉一郎 公式ストアへ新規ご登録いただき、ご希望の商品をご購入ください。
※その他、「こんな特典があったら買いたい」という案があれば、石井嘉一郎に直接問い合わせください。ご意見を受けてよく検討し、可能であれば新しくご支援用の商品をご用意いたします。
※経営者の方には広告枠もご用意しております。いただいた広告料は本作の制作資金として活用させていただきます。ご興味ありましたら石井嘉一郎に直接問い合わせください。




最後に

20歳で本格的に漫画家の夢を志し、21歳から本格的に出版社への持ち込み生活を開始しました。
今年で31歳になります。
10年以上漫画を描いてきて、今がいちばん、描きたい欲が強いです。
伝えたいことは増えるばかり、氣持ちは強くなるばかりです。
なるべく早く、物語をお届けしたいと思っています。
なるべく早く、作品を仕上げたいと思っています。
次回作の構想も膨らんでおります。描きたい物語はどんどん増えていっております。
少しでも早く作品をお届けして、次々と作品を描いていきたい氣持ちです。
制作支援という形でお力を貸していただけたら、とても嬉しいです。
『スポットライトを浴びたくて……』の制作支援に、ご協力をお願いします。
2022年9月23日
石井嘉一郎
